笑うヤシュ・クック・モ
ニート、フリーター、サラリーマン、コンビニ経営者、学者。
大学時代に気楽につるんでいた仲間は十年を経て、社会での立場を異にしていた。
―同窓会を前に再会し、昔のように陽気にはしゃぐ五人。
だがノリでやったサッカーくじの予想が的中したことにより、男たちは日常に穿たれた迷宮へとさまよいこんでゆく青春ミステリー。
ヤシュ・クック・モという聞き慣れない言葉はマヤ文明の栄えた都市コパンの初代王の名前だそうです。コパンの十六号神殿はマヤのピラミッドの多くと同じように古いピラミッドを内部に抱えながら次第に大きな建造物となる構造になっていて、したがって初代の王は中心部フナルに葬られています。物語は、この十六号神殿の構造に沿って外側から内へ向かって進むように章立てされていてヤシュ・クック・モの迷宮と物語がリンクしていきます。
『笑うヤシュ・クック・モ』沢村凛 装画 磯良一 装丁 片岡忠彦 双葉社 2008作品
WARAU YAX-K'UK' MO
大学時代に気楽につるんでいた仲間は十年を経て、社会での立場を異にしていた。
―同窓会を前に再会し、昔のように陽気にはしゃぐ五人。
だがノリでやったサッカーくじの予想が的中したことにより、男たちは日常に穿たれた迷宮へとさまよいこんでゆく青春ミステリー。
ヤシュ・クック・モという聞き慣れない言葉はマヤ文明の栄えた都市コパンの初代王の名前だそうです。コパンの十六号神殿はマヤのピラミッドの多くと同じように古いピラミッドを内部に抱えながら次第に大きな建造物となる構造になっていて、したがって初代の王は中心部フナルに葬られています。物語は、この十六号神殿の構造に沿って外側から内へ向かって進むように章立てされていてヤシュ・クック・モの迷宮と物語がリンクしていきます。
『笑うヤシュ・クック・モ』沢村凛 装画 磯良一 装丁 片岡忠彦 双葉社 2008作品
WARAU YAX-K'UK' MO
by goat-hill
| 2010-07-12 19:54
| 本