Scratch Illustrationd0154663_1585793.jpg黒く塗られた石膏ボードを鋭利な刃物でスクラッチして光を創りだす技法です。この技法を道具に社会の中にちりばめられたユーモア、ギミック、ファンタジーの断片を路上の視野で拾い集め再構築できたらと思います。
このブログでは近作を中心に創作の周辺もあわせて紹介していきたいと思います


OUTLIN

●Art work motive [スクラッチボード / 登村ヘンリー著]
●Art work style [フレームワーク / 玄光社 イラストレーション]
●Art work technique [How to draw]
●Interview 1 [ON THE PRO'S DESK / ターレンスクラブ]
●Interview 2 [XFUNS]
●Art work material 1 [British Scraper Board]
●Art work material 2 [Cut Tool]
●Work profile

●Illustration File Web [主な作品を見る事ができます]CONTACT



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「ミルハウザーの世界」を堪能できる短篇集
「猫と鼠」ほか、匠の技巧で眩惑する最新作!

「オープニング漫画」「消滅芸」「ありえない建築」「異端の歴史」と章立て。「ミルハウザーの世界」を堪能できる傑作短篇集。

匠の技巧が発揮された傑作短篇集

「猫と鼠」猫が鼠を台所で追いかけている。鼠はフロアランプを避けるべく二つに分裂し、猫は壁に激突、アコーディオンのように体がひだひだに折りたたまれ、そこから音楽が流れでる。猫は鼠との追いかけっこ、知恵比べで絶対に勝てないと分かっていながら、鼠を捕まえたい欲求がつのるばかり……鼠が赤いハンカチで猫の体を拭きとり、鼠も自らを拭きとりはじめ……。
アニメ『トムとジェリー』の楽しいドタバタを想起させるが、こうしてミルハウザーの手にかかると、息もつかせぬ速い展開と、細部にわたる滑稽かつ残酷な描写に翻弄されてしまう。とうていありえない状況にもかかわらず、「ミルハウザーの世界」に一気に読者を引き込む描写は、さらに凄みを増している。
ほかにも、周囲から無視しつづけられた少女の体が文字通り消える「屋根裏部屋」、バベルの塔をめぐるパロディ「塔」、森の向こうにある町への憧憬「もうひとつの町」、エジソンの助手による偽の日記「ウェストオレンジの魔術師」など。「オープニング漫画」、「消滅芸」、「ありえない建築」、「異端の歴史」の4部構成で、13篇を収録。

[著者略歴]
スティーヴン・ミルハウザー  STEVEN MILLHAUSER
1943年、ニューヨーク生まれ。アメリカの作家。
1972年『エドウィン・マルハウス』でデビュー。『マーティン・ドレスラーの夢』で1996年ピュリツァー賞を受賞。邦訳に『イン・ザ・ペニー・アーケード』『バーナム博物館』『三つの小さな王国』『ナイフ投げ師』(1998年、表題作でO・ヘンリー賞を受賞)、『ある夢想者の肖像』、『魔法の夜』がある。(以上、白水社刊)ほかにFrom the Realm of Morpheus 、We Others: New and Selected Stories(2012年、優れた短篇集に与えられる「ストーリー・プライズ」を受賞賞)、Voices in the Night がある。

[訳者略歴]
柴田 元幸(しばた もとゆき)
1954年生まれ。米文学者・東京大学特任教授・翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な学者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。

十三の物語 / スティーヴン・ミルハウザー 訳 柴田元幸 画 磯良一 装丁 奥定泰之 白水社
Dangerous Laughter:Thirteen Storise/Steven Millhauser



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# by goat-hill | 2018-06-20 20:48 |


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1900年代末、アメリカ各地で死者が蘇るという奇怪な現象が続発する。ニューイングランドの田舎町・トゥームズヴィル。バーリイコーン一族はここで州内随一のスマイル霊園を経営していた。最近屋敷に滞在するようになった一族のパンク青年・グリン。グリンは一族のお茶会の日、誤って毒を口にして自室でひっそりと死んでしまうが、御多分に洩れず蘇る。グリンは自分が遺産相続をめぐる計画殺人の煽りを食ったのではないかと考え、死者であることを周囲に隠しつつ、自分の死の真相を突き止めることを決意する。しかし事態はさらに進展する。当主スマイリーの通夜の夜、跡を取った長男のジョンが葬儀堂の遺体安置室内において刺殺体で発見されたのだ。さらにスマイル霊園には、夜な夜な行動する謎の殺戮者の存在が。生と死の境界があいまいになった世界で、グリンは一連の事件の真相を突き止めることが出来るのか。リミットは自分の肉体が腐りきってしまうまで。
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山口雅也氏の伝説の『生ける屍の死』上下巻 全面改稿版が完成しました。山口さんの作品のパッケージの部分を担当させていただきました。デザインはWelle designの坂野公一さん。いつも荒削りな素材(イラスト)を洗練された料理にかえて世に出していただいてます。

『生ける屍の死』山口雅也著 装丁 坂野公一 装画 磯良一 光文社 2018



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# by goat-hill | 2018-06-07 19:48 |
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レオノーラの生んだ卵が男か女か賭けないか、と言い出したのは工場長の甥だった。僕はそんなのフキンシンだから止めたほうがよかないかとぼんやり咎め立てをしたが、特に誰も聞く気はないようだった。(本文より)

レオノーラの卵 / 日高トモキチ 挿絵 磯良一 小説宝石 2018 5月号 光文社


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# by goat-hill | 2018-05-07 23:37
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f3.2 1/50
Photo taken by Iso Ryoichi

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筒子(ピンズ)とは、一筒から九筒までの9種類の牌の総称である。
「筒」とは、貨幣の形状をモチーフとしている。
古くは「トンズ」とも言ったが、近年の日本では廃れつつある。
そのピンズを日本の路上で採取した。

f5.6 1/1000

Photo taken by Iso Ryoichi


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f8.0 1/500

Photo taken by Iso Ryoichi


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2018 Postcard
Il barone rampante/Italo Calvino
Illustration/Iso Ryoichi


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恋も冒険も革命も、すべてが樹の上

男爵家の長子コジモは12歳でカタツムリ料理を拒否して木に登り、以来、一生を樹上で暮らすことに。奇想天外にして痛快無比な冒険。


18世紀のイタリア、男爵家の長子コジモは、12歳のある日、かたつむり料理を拒否して庭園の樫の木に登った。両親に対する一時的な反抗とだれもが思ったが、その後もコジモは頑なに地上に降りることなく、木の上で暮らし始める。木から木へ伝って自由に移動し、森で猟をしたり、近隣を荒らす盗賊〈荒ら草ジャン〉と交わったり、読書にいそしんだりしながら大人になった。木の上で暮らすコジモは有名人となり、領内の女たちと(樹上で)愛を交わし、パリの《百科全書派》と文通もした。世界はやがて革命と戦争の時代へ、男爵家を継いだコジモの領する地方にも軍隊がやってきた……。恋も冒険も革命もすべてが木の上という、奇想天外、波瀾万丈の物語。文学の魔術師カルヴィーノが、人間存在の歴史的進化を寓話世界に託して描いた《我々の祖先》三部作のひとつ。新装改版。

[原題]Il barone rampante

[著者略歴]
イタロ・カルヴィーノ(1923-1985)
イタリアの作家。キューバで生まれ、2歳の頃イタリアに移住。第2次世界大戦中のパルチザン体験にもとづく長篇『くもの巣の小道』(47)で注目され、『まっぷたつの子爵』『木のぼり男爵』『不在の騎士』の《我々の祖先》三部作(52-59)では奇想に満ちた寓話的世界を創造。『見えない都市』(72)、『宿命の交わる城』(73)、『冬の夜ひとりの旅人が』(79)など、実験的手法を駆使した作品で世界的な評価を受け、「文学の魔術師」と評される。

『木のぼり男爵』イタロ・カルヴィーノ 訳 米川良夫 装画 磯良一 装丁 田中一光 / 片山真佐志 編集 藤原義也 白水社


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# by goat-hill | 2018-01-17 10:37 |
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ダイヤモンド クォータリー / 2017冬号 『ものづくり企業の反撃』
日本的経営をなぜ再構築すべきなのか 橘川武朗 / Illustration 磯良一 ダイヤモンド社



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# by goat-hill | 2018-01-15 22:06 | 雑誌
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犬が西向きゃ俺は東
2018
Photo taken by Iso Ryoichi


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祭りの新地平

地域の文化を象徴する『祭り』は全国各地で開かれ、名の知れたものには観光客が大挙して押し寄せてきます。一方、過疎化や老齢化が問題となり、林業の衰退と再建の議論に「限界集落」の言葉が登場したのが90年代初頭、そして数年前の「地方消滅」というリポートには激震が走りました。著名な祭りは観光産業として巨大化するその裏で、地域の生活や風習に根差した祭りの担い手は細り、伝統行事が途絶えることも珍しくなくなっています。これからの地域のあり方について、祭りを通じて考察してみました。

「GRAPHICATION」電子版12号 富士ゼロックス
Illustration 磯良一

富士ゼロックス『GRAPHICATION』

コミュニケーション文化を基調に社会のあり方を考える企業広報誌。1967年創刊。グラフィックページをメインに科学、文化、自然の3つを機軸とした多元的なテーマを毎号取り上げています。富士ゼロックスの原点とも言える"Better Communication"にコンセプトを求め、人と環境、人と地域など、人を中心に周囲との関係性に視点を置いた身近な社会生活の考察を行なっています。


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# by goat-hill | 2017-11-11 18:40 | Web